もみじの天ぷらができるまで

箕面の銘菓 もみじの天ぷらができるまで 受け継がれる伝統の職人技

良質の小麦粉に白ごまと砂糖を加えた衣を、上質の菜種油で揚げた「もみじのてんぷら」は、カリッと香ばしくてほんのり甘い、どこか懐かしい味のする揚げお菓子です。老若男女問わず喜ばれ、お土産にもぴったりです。ここでは、天ぷらの作り方をご紹介します。

STEP1 収穫

STEP1 収穫

紅葉が真っ盛りの11月中旬〜12月初旬に一枚一枚大切に手拾いで収穫されます。
・天ぷらの材料になるもみじは、一行寺楓という特殊な種類の木で、箕面の山に自生している、いろはもみじが使われているわけではありません。

STEP2 塩漬け

STEP2 塩漬け

収穫後、丁寧に水洗いをします。その後すぐに塩漬けをしないと変色してしまいます。
・しっかりアクや葉の葉脈をキレイに取らなければ、おいしいもみじの天ぷらはできません。

STEP3 塩抜き

STEP3 塩抜き

1枚ずつ、形のよいきれいな葉を選別し、流水あるいは水に漬けて塩抜きをします。 ・塩をしっかり抜かないと、ふっくらとしたもみじの天ぷらはできません。
・選別をすると、2〜3割は葉の汚れや、虫食いなどで使えません。

STEP4 揚げる

STEP4 揚げる

衣は、小麦粉・水・砂糖・ゴマととてもシンプルですが、名店分量は秘伝です。

店によっては砂糖の分量を抑えたり多目にしたり、白砂糖やざらめを使ったりと店の味のだしどころです。
砂糖の量が多いと焦げやすくなるので、きれいに揚げるには長年の経験が活きます。

STEP1 収穫

1枚ずつ丁寧に揚げます。

・もみじの葉の形にきれいに揚げるにも、職人の技術がいります。

揚がると、しっかり油をきります。

・揚げたても美味しいですが、油が切れた方が味が馴染んで美味しいです。

もみじの天ぷらは一枚一枚、20分もの時間を
かけて手で揚げられています。手間暇かけて作られるこれぞ箕面の銘菓です。
おまけ
もみじの天ぷらの歴史
役行者 役行者
なんと1300年前!

約1300年前、箕面山で修業していた役行者(えんのぎょうじゃ)が、五香の滝に映えたもみじの美しさを賞賛して、自然の風味を生かした天ぷらを作り、修験道場を訪れる旅人に供したことに始まると言われています。

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