箕面のモミジ


箕面は紅葉の天下の名所

・箕面は近世初頭以来、天下に知られた紅葉の名所です。
・滝から流れ落ちる水の湿気と、深い谷によって遮られた適度な日照が、紅葉を育みました。
・見頃は毎年11月の下旬から12月上旬にかけてです。
・箕面の紅葉の美しさは、山の斜面全体が、あらゆる暖色系の色布でパッチワークをしたようにに染まることです。


イロハモミジとオオモミジ

箕面公園のカエデ(楓)の大部分はイロハモミジで、その中に、オオモミジが少し混じります。箕面公園は、この2種類です。
イロハモミジ オオモミジ
葉は小さく5〜7裂。裂片のヘリには不揃いの重鋸歯(ギザギザ)がある。 葉はイロハモミジより大きい。5〜7又は9裂。へりにはよく揃った単鋸歯がある。
ビューポイント・ベスト6

箕面公園、およびその周辺について、観光ボランティアガイドが選んだベスト6の見どころは、
@滝安寺から左岸の化石谷を眺めた眺望 A野口英世ゆかりの琴の家のあたり
B修業の古場〜天狗の鼻あたり C中の千本 
D滝の左岸、いわゆる錦の斜面 E雲隣台〜杉の茶屋の下り道



それ以外のカエデ

箕面公園から少し奥地に入ると、次のようなカエデも見られます。
コハウチワカエデ 9裂 勝尾寺園地、東海自然歩道、清水谷
イタヤカエデ * 黄葉。5裂 政の茶屋、勝尾寺園地、清水谷
ウリハダスエデ 葉が大きい。黄葉。3裂 地獄谷尾根に大木、政の茶屋周辺に多い
ウリカエデ 葉が小さい。3裂。 東海自然歩道、鉢伏山、滝道、
チドリノキ 黄葉。葉が裂けない。 清水谷、梅ケ谷方面
*エンコウカエデ、ウラゲエンコウカエデはイタヤカエデの変種




写真撮影は、箕面観光ボランティアガイドによる。