滝道(滝安寺は除く)

箕面は観瀑賞楓の名勝地として、江戸時代から大阪商人たちの行楽の地であった。明治4年、新政府は東京の高尾山と共に我が国最初の公園地に指定する。そして、明治31年に大阪府立箕面公園となった。
公園入口の一の橋から滝安寺までの渓谷沿いの道は、明治19年に地元民によって新設された道で、それ以前は、山腹に作られた山道を辿っていた。滝安寺から先の道も何度も改修され現在に至っている。
この滝道は深い渓谷がもたらした適当な日照と湿気によって、緑濃いシダ類の宝庫となり、色づく紅葉を群生させている。

一の橋 公園入口(左は旧道) 休憩所梅屋敷
夫婦橋(二の橋と三の橋) 箕面公園の恩人森秀次の像 有馬高槻構造線の断層露頭
昆虫館(火曜休館)* 野口英世像 英世の物語を伝える琴の家
落合谷入口のトンネル 姫岩 唐人戻り岩

                              *(昆虫館の入場料は大人270円、小中学生無料)

箕面滝道こぼれ話(第1集)
箕面滝道こぼれ話(第2集)