箕面の見どころ
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橋本亭
「明治の森箕面国定公園」の入口にかかる「一の橋」のたもとにあります。明治43年に建てられ、箕面川のせせらぎの音と眺めが楽しめる旅館として箕面観光客に親しまれていました。裏山の崩落により解体を余儀なくされましたが、木製建具や結霜ガラスなど今では希少なパーツを保存・活用し、歴史的な魅力をも持つ「橋本亭」の外観を復元し、滝道のシンボルとして復活しています。令和3年、100年以上にわたって多くの人々に親しまれた旧・橋本亭の外観デザインを踏襲しつつも、新たに箕面の自然と調和できる開放的な交流空間を計画するなど、新たな要素を加えて明治情緒あふれる外観を再定義・再構築した点が評価され、大阪都市景観建築賞の大阪府知事賞を受賞しました。
箕面・滝道
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梅屋敷休憩所
昔の梅屋敷の面影をそのままに再建、家屋内の網代造りの天井がその当時をしのばせます。今は、一の橋からの最初の休憩所として、また公園関連のイベント会場として利用されています。
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明治の森 箕面国定公園
明治の森箕面国定公園は、昭和42年に「明治百年」を記念して東京都の高尾山とともに国定公園に指定されました。 公園は、箕面市北部の低山岳地帯(標高100〜600m)に位置し、昔から紅葉と落差33mの箕面大滝で有名な府営箕面公園とその周辺の森林を合わせた963haの地域となっています。 大都市近郊にありながら、およそ1,100種の植物と3,000種の昆虫を数える「自然の宝庫」として自然観察やハイキングなど四季を通じて多くの人々が訪れます。
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唐人戻岩
大門橋にさしかかるところにある2つの大きな岩。昔、この付近が山深く険阻なころ、唐の貴人が箕面大滝の評判を聞きこの巨岩まで来たが、あまりの山道の険しさに恐れをなし引き返したとの伝説があり、唐人戻岩という名が付いたといわれています。
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箕面ビジターセンター(政ノ茶屋園地)
政ノ茶屋園地は、標本展示を行う展示室と図書資料を有する講義室、施設管理棟からなる箕面ビジターセンターのほか、駐車場、トイレ、お弁当を広げて休憩のできる「もみじ広場」と散策路などが整備されています。東京都の明治の森高尾国定公園までを結ぶ東海自然歩道1,697kmの西の起点となっているとともに、自然研究路、箕面歩道などのハイキング利用の起終点としても利用できます。展示室には、明治の森箕面国定公園内の見所や箕面の地形、地質、動植物などを模型や写真、標本類でわかりやすく解説しており、散策と併せてご利用いただけます。また、講義室(図書室)は、図書や映像用機材を備えており、団体での学習や観察会等にもご利用いただけます。
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MINOH-kankian
「箕面の聖天さん」と地元で慕われる聖天宮西江寺の敷地内にあります。美しい紅葉や聖天山の桜に囲まれた最高のロケーションで、古くから写経場などとして利用されてきた施設が、滝道の景観に合う風情ある建物として生まれ変わりました。写経場として利用されていた際につけられた施設名称「歓喜庵」をローマ字表記「MINOH-kankian」として継承されています。
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箕面公園昆虫館
昆虫が苦手な方でも楽しめる工夫を凝らした展示が人気。身近な昆虫の紹介や疑問に答える展示は期間ごとに入れ替わり、いつ訪れても新しい発見があります。一年中チョウが飛んでいる放蝶園ではチョウを間近で見ることができるので、そっと観察してみましょう。土日祭日は、親子で楽しむ工作イベントに参加できます。
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野口英世像
黄熱病の研究で有名な世界の医聖野口英世。15年間のアメリカ留学から一時帰国の際、待ちわびていた母を連れ箕面に立ち寄り、老いた母を慰めました。滝道の料亭「琴の家」で開かれた歓迎の宴の席で、老いた母をかいがいしくいたわる博士の孝行のようすは皆の涙を誘うものだったそうです。この時のようすを見て心を打たれた琴の家の方や府内の学童、箕面町の人々により浄財が集められました。この像は生前の偉業と、その崇高な人格を讃え昭和30年(1955年)に建立されたものです。
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箕面さくら並木通り
「大阪府緑の100選」にも選ばれている、市道才ヶ原線は満開の桜並木。 まるで桜のトンネルをくぐるかのようです。
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エキスポ’90 みのお記念の森
大阪市の鶴見緑地で開催された「花博」を記念して大阪府により整備されました。四季の花が楽しめる「花の谷」や野外学習の場として活用できる「芝生広場」などの施設があります。四季のバードウォッチングや、6月頃にはモリアオガエルの産卵が見られるなど、豊かな自然が魅力となっています。 ※「展望塔」は老朽化のため、立入禁止となりました。今後撤去予定とのことです。
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箕面川ダム
箕面川ダムは、治水を目的として昭和57年に完成したダムです。 自然の保護と回復に配慮して建設され、現在では自然本来の姿を取り戻しています。 水と緑の景観を楽しみながらダム湖を周遊することができます。ダム付近に駐車場はありませんので、のんびり歩いて行くことをおすすめします。なお、国土交通省発行のダムカードは、大阪府箕面公園昆虫館や、大阪府池田土木事務所で配布されています。
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