帝釈寺 福護摩祭り
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2020.02.04帝釈寺 福護摩祭り
新しい年の幸せと安全をお願いする「節分会 福護摩祭り」が
令和2年2月2日(日)に帝釈寺で行われました。
護摩に先立ち行われた祈祷では、立ち見が出るほど多くの人が詰めかけ、
一心に般若心経を唱えていました。
帝釈寺の護摩焚きは50年以上も続く伝統行事であり、
当日は開始前から護摩壇のまわりは多くの人で賑わっていました。
住職による祈祷が行われる中、山伏の手によって火がつけられると
境内はあっという間に煙に包まれます。
煙がおさまると、厄除祈願、家内安全、無病息災など、
多くの願いが込められた約2,500本もの護摩木が火の中へ投げ入れられました。
その後には、まだ煙が立ち上る護摩木の灰の上を素足で歩く「火渡り修行」がありました。
小さな子どもからご年配のかたまで、多くの参拝者が
それぞれ、一年の福を願って、一歩一歩、踏みしめていました。
無事渡りきったあとは、「火渡り成満」と書かれた半紙に足形を取り、
修行達成の記念として、一年の福を持って帰られました。